日記

今日と昨日で読んだ本の一言感想。

ヒロシマわが罪と罰―原爆パイロットの苦悩の手紙 篠原 正瑛 (著), ギュンター アンデルス (著), クロード イーザリー (著)

非常に重要な本。技術的破局と想像力の問題が取り扱われている。Amazonをみても読書メーターを覗いてもあまり読まれていないみたい。

身体の零度 三浦雅士

近代的個人を生み出した「裸で何も塗らず、形を変えず、飾らない人間の体」いう観念の形成過程を文学的歴史的に検証。学殖豊かな語り口で楽しく読んだ。

光の旅 かげの旅 アン・ジョナス (著), 内海 まお (翻訳)

白黒の絵本で、逆さまにすると昼夜が反転して別の風景が浮かび上がる仕掛けがある。発想力がすごい。

記憶の果て 浦賀 和宏

楽しい読書ではなかった。アンチミステリというふれこみ?らしいけどよく分からない。面白いミステリないかしらと検索して出てきたのがこれ。いい作品はあるのだろうけど知らない分野は難しい…